2011年11月14日月曜日

vForum2011 に行ってきました

Ruby とは全く関係の無い話ですが、vForum2011 というVMware社が主催するイベントに参加してきました。

事前に興味を持っていたのは
  • 仮想デスクトップ環境
  • 仮想環境のバックアップ
辺りだったので、ほとんどその周辺技術のみの情報収集に終始しました。

仮想デスクトップ

BCP(Business Continuity Plan: 事業継続計画)の観点から仮想デスクトップが注目されているそうです。
3月11日の震災の影響もあり、日本でも一気に導入が進みうる状況が出来上がっています。

個人的には、「数百台のデスクトップマシンを集約的に管理するツール」として使えるかどうかを見に行ったのですが、
  • ○:多くのマシンを管理するのには向いていそう
    • ネットブート等に比べてもサーバ1台あたりのクライアント数が多い(最大100台くらいまでいける)
    • 仮想ゲストOSのテンプレートから各ユーザに割り当てる仮想ゲストを作成し、重複部分は共有できる
  • ×:描画のパフォーマンスはチューニング次第でそこそこ出るが、動画や音声を伴うと辛い
などの情報を受けて「教育用環境(特に言語学習)には採用しづらい部分がある」という判断を勝手に下しました。言語学習はどうしても外せない部分なので、「一括管理」を目指すのであればそこだけ分離させるのはどうも筋が悪そうに思えます。

そうなると教職員向けの環境としての仮想デスクトップの方が導入しやすい気がしてくるなぁ…。
教職員の方も、それはそれで「いつまでも Excel 2003を使う」みたいな状況があるので、アプリケーション仮想化と組み合わせて考えないといけないのですけれど…。

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